PR

はやぶさに自由席券で乗車してしまったらどうする?立っていればOK?

スポンサーリンク

東北新幹線の「はやぶさ」に自由席券で乗ったらどうなるのかな?

東北新幹線「はやぶさ」には自由席がなく、全ての座席が事前予約制の指定席となっています。

しかし、この事実を知らずに自由席を探して乗車してしまう人が少なくありません。

特に、「自由席だと思って乗ったけど、どうしたらいいの?」といった戸惑いがよく見られます。

この記事では、誤って「はやぶさ」に自由席で乗ってしまった場合の対処法と、立ち乗りが可能かどうかについて詳しく説明します。

「はやぶさ」に自由席券で乗ってしまったらどうする?

もし「東北新幹線はやぶさに自由席券を持って乗ってしまった」という状況になった場合は、速やかに近くの車掌に申し出て指示を仰ぐべきです。

「はやぶさ」は全席指定席のため、事前に適切な座席を予約しておく必要があります。

「立っていれば問題ないのでは?」と思うかもしれませんが、指定席車両で自由席券を使用するのはルール違反となるので注意が必要です。

東北新幹線「はやぶさ」に自由席がない理由は?

東北新幹線「はやぶさ」に自由席が設けられていない主な理由は、次の3つです。

  • 他の列車との差別化
  • 長距離運行に特化
  • 収益性の向上

多くの人が経済的な理由から自由席の設置を望んでいますが、特定の運用上の理由により自由席は設けられていません。

他の列車との差別化を図るため

「はやぶさ」と「やまびこ」では、サービス内容に明確な違いを設ける必要があります。

自由席があると、「はやぶさ」の高速性という利点が薄れ、東京から盛岡や仙台までの速達需要に応える列車としての魅力が低下してしまいます。

速達サービスを提供する「はやぶさ」は、素早い移動を重視する利用者向けであり、「やまびこ」は多くの駅に停車するため所要時間が長くなります。

そのため、JR東日本は「はやぶさ」を全席指定席とし、利用者のニーズを効率よく分散させています。

長距離運行に特化しているため

「はやぶさ」は主に長距離移動のために運行されています。

多くの利用者は長時間の移動中の快適さを重視し、確実に座れる席を必要としています。

そのため、自由席よりも指定席の需要が高く、指定席を提供することが適切だと考えられています。

収益性を高めるため

指定席は自由席と比べて料金が高く設定されており、これは鉄道会社の収益増加につながります。

特に盛岡駅より北の区間では、建設費用の返済が大きな負担となっているため、高い収益が必要です。

こうした経済的な事情から、自由席を設けずに指定席のみを提供する戦略が取られています。

東北新幹線「はやぶさ」での自由席券による乗車時の対策

東北新幹線「はやぶさ」は全席指定席制です。

そのため、通常は指定席券を購入した乗客のみが乗車できます。

自由席特急券での乗車は原則として認められておらず、誤って乗車してしまった場合は速やかに近くの車掌に申し出て、指示を仰ぐべきです。

乗車前であれば、駅のみどりの窓口で指定席特急券に変更することができます。

また、「はやぶさ」に乗車する際の他の方法として、以下の2つがあります。

  • 満席時に発売される「立席特急券」
  • 列車に空席がある場合の対応

これらの状況に応じた対処法について説明します。

指定席が満席の際の「立席特急券」について

新幹線はやぶさでは、指定席が満席になった場合に限り「立席特急券」が販売されます。

これにより、指定された車両内での立ち乗りが可能になりますが、利用できる立席特急券の数は限られています。

立席特急券は、指定された列車と車両でのみ使用可能です。

予定の列車に乗り遅れた場合、例外的に次の列車での乗車が認められることもありますが、それより前の列車への乗車はできません。

なお、最も確実な方法は事前に指定席を確保しておくことだと言えるでしょう。

空席がある場合の乗車対応

乗車時に空席を見つけた場合、通常はその座席の指定券を購入して利用します。

ただし、一部の区間では空席があっても事前に指定席を購入せずに乗車できる例外があります。

このような例外がどの区間で認められているか、また自分が利用する区間で可能かどうかは、正確に情報を確認しておく必要があります。

新幹線での東京から仙台までの乗車ガイド

東京から仙台までの新幹線では、空席があっても指定席の予約がない場合は通常乗車できません。

自由席を利用したい場合は、別の新幹線ルートである「やまびこ」の利用をお勧めします。

この列車ははやぶさと比べて所要時間は長くなりますが、自由席を利用でき、料金も抑えられます。

仙台から盛岡への新幹線乗車規則

仙台から盛岡までの移動には、途中停車する列車と直通する列車の2種類があります。

直通列車の場合、事前に指定席を予約していなければ乗車することはできません。

しかし、途中停車する列車では、例外的に自由席特急券を持つ乗客が指定席車両に乗ることが認められている場合があります。

この場合、空いている席に座っていても、指定席券を持つ乗客が来たら席を譲る必要があります。

盛岡から新函館北斗への新幹線での特定特急券の活用

盛岡から新函館北斗までの区間では特定特急券を使用することができます。

この券は指定席車両の空席に座ることを許可するものですが、指定席券を持つ他の乗客が来た場合は席を譲る必要があります。

購入時に立ち席になる可能性があることを伝えると、手続きがスムーズに進みます。

まとめ

以上、新幹線はやぶさを利用する際のポイントについてご紹介しました。

まとめ
  • はやぶさは全席指定制で、自由席特急券では原則乗車できません。
  • 自由席特急券で指定席車両に乗ることは基本的に禁止されています。
  • 指定席を予約せずにはやぶさに乗る方法も存在しますが、条件や制限があります。