おでんを圧力鍋で作る際に入れてはいけないものって何かな?
今回は、圧力鍋を使ったおでん作りについてお話しします。
実は、圧力鍋でおでんを作る際に避けた方がいい食材があるんです。
それは、じゃがいもと練り物なんですよ!
なぜかというと、じゃがいもは柔らかくなりすぎて形が崩れやすく、練り物は膨らんでしまって味が落ちてしまうんです。
でも大丈夫!これらの食材は、圧力調理の後に加えることで、おいしく食べられますよ。
圧力鍋でおでんを作る基本は、具材、出汁、調味料を入れて強火で加熱すること。
最初は難しそうに感じるかもしれませんが、コツさえつかめば簡単においしいおでんが作れるようになりますよ。
この記事では、以下の3点について詳しく解説していきます。
- 圧力鍋でおでんを作る際の避けるべき具材
- 圧力鍋を用いたおでんの作り方のコツ
- 圧力鍋を用いたおでんを作る際の注意点
それでは、さっそく見ていきましょう!
圧力鍋でおでんを作る際に入れてはいけないものとその理由
「じゃがいも」と「練り物」は入れないほうがいい
圧力鍋でおでんを作る時に避けたい食材は、じゃがいもと練り物です。
じゃがいもを圧力鍋で煮込むと、柔らかくなりすぎて崩れやすくなってしまいます。
ほくほく感がなくなるだけでなく、出汁も濁ってしまうんです。
ちくわやはんぺん、もち巾着などの練り物も要注意。
長時間煮込むと膨らんでしまい、風味が損なわれることがあります。
厚揚げも長時間煮込むと水分が抜けて、おいしさが半減してしまいます。
でも、大丈夫!これらの具材も、タイミングを工夫すれば美味しく食べられますよ。
「じゃがいも」と「練り物」は加圧が終わったあとで入れよう!
まずは大根や牛筋など、煮込んでもOKな具材を出汁、醤油、みりんと一緒に強火で10分間加圧調理します。
その後、自然に圧力が下がるまで待ちます。
圧力が下がったら、練り物とじゃがいもを加えてさらに10分煮込めば完成です。
じゃがいもは事前にレンジで加熱しておくと、煮込み時間を短縮できますよ。
厚揚げやさつま揚げは、ザルに入れて熱湯をかけて油抜きをしてから鍋に入れるのがおすすめ。
油っぽさがなくなって、より洗練された味わいになります。
実は、たまごは圧力鍋でも問題なく調理できます。
普通にゆでた卵を大根などと一緒に最初から入れても大丈夫。
むしろ、下味がしっかりと付いておいしい煮卵になりますよ。
圧力鍋でおいしいおでんを作るコツと注意点
圧力鍋でおでんを作る時のポイントをご紹介します!まず大切なのは、鍋の容量を守ること。
具材をたくさん入れたくなる気持ちはわかりますが、「最大調理量」を超えないようにしましょう。
超えてしまうと、圧力鍋が正しく機能しなくなる可能性があります。
また、調理後はすぐに蓋を開けないでくださいね。
中身や蓋が飛び出す危険があるので、圧力が自然に下がるまでゆっくり待ちましょう。
出汁について、市販の出汁パックは高圧で溶けてしまうことがあるので避けた方が良いです。
顆粒タイプがおすすめですよ。
本格的な出汁を取りたい方は、水1リットルに昆布10g、削り節20gを一晩浸すだけでOK。
簡単なのでぜひ試してみてください。
おいしさアップの小技もご紹介します。
大根は十字に切れ目を入れ、こんにゃくはアク抜きをすると風味が増しますよ。
完成後は少し冷まして味をなじませ、食べる直前に再加熱するのがコツです。
再加熱時は必ず蓋を開けて火にかけてくださいね。
まとめ:圧力鍋でおでんを成功させるポイント
寒い季節にぴったりのおでん。
通常は時間がかかりますが、圧力鍋を使えば手軽においしく作れます。
具材の入れ方や下ごしらえを工夫すれば、さらにおいしくなりますよ。
私も圧力鍋でおでんを作ってみましたが、通常の鍋より早くておいしくできて大満足でした。
最初は煮込み時間の調整が必要かもしれませんが、地域ごとの出汁の味や具材の違いを楽しみながら、いろいろなレシピを試してみるのもおすすめです。
みなさんも、ぜひ圧力鍋でおでん作りに挑戦してみてくださいね!