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願書を間違えたくらいでは落ちない!知っておくべき訂正方法を解説

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大学や専門学校の受験において、願書は受験生自身が記入することになっています。

慎重に記入したとしても、思わぬミスを犯してしまうことは少なくありません。

多くの受験生は、「記入ミスをしたまま提出すると不合格になってしまうのではないか」という不安を抱えています。

本記事では、願書の記入ミスが合否判定に与える影響や、訂正印を使用した修正方法について詳しく解説していきます。

また、願書の正しい訂正方法についても具体的に説明していきますので、願書作成時の参考にしていただければと思います。

願書の記入ミスだけで不合格になることはほとんどない

受験生が願書提出後にミスに気づくことは珍しくありません。

受験は人生の重要な転換点となるため、些細なミスでも不合格になるのではないかと不安を感じる受験生は多いものです。

しかしながら、一般的に願書の記入ミスや訂正印の使用が原因で不合格となることはほとんどありません。

その理由として、願書の受付業務と合否判定は異なる担当者が行っているという点が挙げられます。

受付担当者は提出書類の確認を行いますが、そこでの記入ミスが合否判定に影響を与えることはありません。

実際の合否判定は、別の審査担当者によって行われ、願書の記入ミスを理由に不合格とすることはないのです。

ただし、訂正箇所が非常に多い場合には、書類不備として受け付けを拒否される可能性もあります。

そのため、提出前に複数回の確認を行うことが推奨されます。

願書の正しい訂正方法と訂正印の使用法

訂正の基本的な手順について

願書に記入ミスがあった場合でも、適切な訂正方法に従えば問題なく提出することができます。

以下に具体的な訂正方法を説明していきます。

1. 訂正印を用意する

訂正には訂正印を使用しますが、専用の訂正印を持っていない場合は通常の印鑑でも代用できます。

ただし、シャチハタなどのスタンプ式印鑑は使用することができません。

これは、スタンプ式印鑑は時間の経過とともに印影が変化する可能性があるためです。

必ず朱肉を使用するタイプの印鑑を準備してください。

2. 二重線で消す

ミスのある箇所には定規を使用して二重線を引きます。

この際、単語ごとに訂正するのが見やすく、適切な方法とされています。

例えば「受験科目」を「受講科目」と誤って書いてしまった場合は、「受講科目」全体に二重線を引きます。

3. 訂正印を押印する

引いた二重線の上に訂正印を押します。

訂正印は必ず二重線と重なるように押す必要があります。

二重線から離れた位置に押してしまうと、どの部分の訂正なのかが不明確になってしまいます。

4. 正しい内容を記入する

訂正した箇所の近くの空いているスペースに、正しい内容を記入します。

記入するスペースがない場合は、できるだけ近い空欄を利用するようにしましょう。

印鑑の押し間違いへの対処法

印鑑を間違えて押してしまった場合も、同様の手順で訂正が可能です。

間違えた印影に二重線を引き、その上から訂正印を押します。

その後、正しい印鑑を二重線の横に押印します。

この際、印影同士が重ならないように注意が必要です。

印影が重なってしまうと、書類が無効となる可能性があります。

修正テープの使用について

修正テープを避けるべき理由

修正テープは見た目を綺麗に保つことができますが、公的な書類では使用を避けるべきです。

なぜなら、修正テープで修正した部分は誰でも上から書き直すことができ、第三者による不正な書き換えの可能性を否定できないからです。

そのため、願書などの正式な書類では、訂正者本人の証明となる二重線と訂正印による訂正方法を採用する必要があります。

ただし、大学が訂正方法として明示している場合はこの限りではありません。

書き直しが望ましい場合

訂正箇所が多く、見た目が著しく損なわれる場合は、新しい願書用紙に書き直すことをお勧めします。

また、願書の記入には予想以上に時間がかかることがあるため、余裕を持って取り組むことが大切です。

万が一に備えて、予備の願書用紙を事前に用意しておくことも賢明な対策といえます。

まとめ

願書の記入ミスや訂正は、合否判定にほとんど影響を与えないということを詳しく解説してきました。

些細な記入ミスに過度に不安を感じる必要はありません。

願書の提出が済んだら、本来の目標である合格に向けて勉強に専念することが大切です。

もちろん、正確な記入を心がけることは重要ですが、万が一のミスに備えて適切な訂正方法を知っておくことで、より落ち着いて願書作成に取り組むことができるでしょう。