カレーといえば、子どもから大人まで大人気の料理ですよね。
市販のルーを使えば、家庭でも簡単に作れるし、忙しい日々にぴったりの一品です。
でも、みなさん、カレーを作るとき、パッケージの指示通りに作っていますか?
野菜や肉の量、水の量、隠し味など、経験から「このくらいかな」と目分量で入れることが多いと思います。
慣れた手つきでカレーを作り、水を入れた後に「あれ?味が薄いかも」となることが私はよくあります(笑)
でも、この水っぽいカレーこそ、絶品の「オリジナル自家製カレー」に変身させるチャンスなんです。
とろみを出したり、風味や深みを加えたりすることで、もっと美味しいカレーに生まれ変わります。
どんな方法があるか、一緒に見ていきましょう。
水分過多のカレーを美味しく変身させる方法:とろみと風味向上のコツ
カレー作りで「味が薄い」「とろみが足りない」という問題に直面したことはありませんか?
追加のルーがあればそれを入れるのが一番簡単ですが、ない場合はどうすればいいのでしょうか?
いくつかの方法をご紹介します。
とろみを足す方法
水っぽいカレーを改善するには、次のような方法があります。
- 長時間煮込む:ただし、ジャガイモが崩れやすくなります。
- ジャガイモを潰す:形が崩れる可能性があります。
- すりおろした生ジャガイモを加える:デンプンでとろみが出て、臭みも少ないです。
- 水溶きした粉類を加える:強力粉、片栗粉、小麦粉などを使えば、あんかけのような食感になります。
味を濃くする方法
見た目だけでなく、味もしっかりさせることが大切です。
以下の調味料を活用してみましょう。
- ケチャップ、ソース、醤油、めんつゆ、すりおろした果物:これらは隠し味としても使えます。ケチャップや果物は子供向けの甘さを出せます。醤油やめんつゆで和風の味わいに。
- カレー粉で炒めたみじん切りタマネギ:風味が豊かになります。
カレーのアレンジと裏技
材料が足りなくても、カレーを別の料理に変身させることができます。
ルーと具材を分けて準備してみましょう。
カレーフレーバードライス
炊飯器でカレーを水の代わりに使い、炊けたら具材とチーズを混ぜれば、香り豊かなカレーピラフの完成です。
カレーベースのリゾット
小鍋でカレーと白米を煮込み、最後にチーズを加えれば、濃厚なカレーリゾットに。
カレーベースの鍋料理
土鍋でカレーに白菜や豆腐を加えて煮込めば、ユニークなカレー鍋の出来上がり。
「裏ワザ」
- 異なるタイプのルーを使う:シチューやハヤシライスのルーでもOK。
- レトルトカレーを追加:ルーがない時の味の調整に便利です。
これらの方法を活用すれば、水っぽいカレーも美味しく変身させることができますよ。
まとめ:余分な水分を使ったカレーを活用するアイデア
カレーに水を入れすぎてしまっても、心配ありません。
むしろ、新しいレシピにチャレンジするチャンスだと考えましょう。
手元にある調味料や食材を使って、様々な方法を試すことができます。
ここで、これまでに紹介したアイデアをまとめてみましょう。
- カレーをゆっくり煮込んで水分を飛ばす
- ジャガイモをつぶしてとろみを出す
- すりおろした生のジャガイモを加える
- 小麦粉や片栗粉を使ってとろみをつける
- ケチャップ、醤油、ソース、めんつゆ、果物などで味を調える
- カレー粉で炒めた野菜を入れて風味をアップ
- カレーピラフ、リゾット、カレー鍋にアレンジする
- シチューやハヤシライスのルーを使う「裏技」を試す
これらの方法を使えば、失敗したと思ったカレーも、あなただけのオリジナル料理に生まれ変わります。
食卓に出すときは、「今日のカレーは特別なんだ」と自信を持って家族に伝えてみましょう。
きっと、みんなの期待も高まり、いつもとは違う特別な食事の時間になるはずです。
失敗を恐れずに、新しいアイデアにチャレンジすることで、料理の腕も上がりますし、家族との素敵な思い出も作れます。
水っぽいカレーになってしまっても、あわてずに楽しみながら対処してみてくださいね。